「FaceAppは危ない」どこまで本当か 男性化・女性化で人気も心配の声...専門家に聞いた

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問題となっていた「利用規約」、だが実は...

   人気を集めるFaceAppだが、インターネット上ではアプリの内容を問題視する声や、安全性を不安視する声も聞かれている。三上氏は6月23日のJ-CASTニュースの取材に対し、こうしたアプリに対する指摘には4つの論点があると話した。

   その一つが、19年まで使われていたアプリの利用規約の内容だ。以下は規約に書かれた「ユーザーコンテンツ」の一部分を和訳したものだ。

「利用者はFaceAppに対し、ユーザーコンテンツ、およびユーザーコンテンツに関連して提供された氏名、ユーザー名、または肖像を、現存または今後開発されるすべてのメディア形式およびチャンネルにおいて、対価を支払うことなく、使用、複製、変更、翻案、出版、翻訳、二次的著作物の作成、配布、公の場での上演および表示を行うための、永久的、取消不能、非独占的、ロイヤリティフリー、全世界的、全額支払済み、譲渡可能、サブライセンス可能なライセンスを付与するものとする」
「利用者はユーザーコンテンツが商業目的で使用される可能性があることに同意するものとする」

   こうした規約に対し、ユーザーからは自分の写真を勝手に使われるのではないかという不安の声が噴出。その後、利用規約の該当部分は以下のように変更されている。

「FaceAppは、利用者が本サービス上または本サービスを通じて投稿したユーザーコンテンツの所有権を主張しません。利用者は、FaceAppに対し、本契約の期間中、本サービスを提供するためにのみ、ユーザーコンテンツを使用、複製、変更、翻案、二次的著作物の作成、配布、実行、表示するための非独占的、ロイヤリティフリー、全世界的、完全に支払われたライセンスを付与するものとします」

   三上氏は「当初の利用規約は一方的なものだった」とする一方で、規約の改定により問題は改善されたと解説する。

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