2020年8月放送開始のドラマ「親バカ青春白書」(日本テレビ系)について、女優の新垣結衣さんが出演することが視聴者の間で話題になっている。
同ドラマは演出家の福田雄一氏によるオリジナルドラマ。主演俳優のムロツヨシさん(44)が演じるシングルファーザーで小説家の小比賀太郎が、娘のさくら(永野芽郁さん=20)の大学に入学するにあたって異性関係を心配するあまり、自らも同じ大学の同じ学部に入学してしまうというコメディーで、新垣さんが連続ドラマにレギュラー出演するのは1年10カ月ぶりとなるという。
「もうそんな年なんだな...外見若すぎ」
今回、新垣さんが演じるのは、今は亡き小比賀の妻。このため、ドラマの中で新垣さんが登場するのは回想シーンがメインとみられているが、視聴者の間ではツイッター上を中心に、「ガッキーが母親役?!うそだろ」といった、新垣さんが母親役を務めることに驚きが広がっている。
新垣さんは6月11日に32歳の誕生日を迎えているが、その数日前から新垣さんの誕生日を祝うツイートが頻出していたため、これらの動きがニュースになるなどしており、新垣さんが32歳になること自体には驚きというよりも祝福の念が視聴者から飛び出していたことは記憶に新しい。そこでのツイートは、「永遠の美少女ガッキー末永く応援します」といった女性アイドルへの祝福とでも言うべきツイートが目立っていた。
そのためか、今回、新垣さんが母親役を務めるという報道を受け、新垣さんがすでに母親役を務めても何ら違和感のない年齢に達していたことに驚く、「ガッキーが母親か....もうそんな年なんだな...外見若すぎ」といった声が前述のものの他にも続々と上がっている。どうやら視聴者の脳内での新垣さんの年齢と、実際の新垣さんの年齢には開きがあったようだ。
「移行時期でグッドタイミングですもの、ね」
ただ、一部の視聴者からは「ガッキーも母親役をする年齢になったんだねー!」と、さほど驚かずに今回の出演情報を受け止める声も上がっている。確かに、30歳を過ぎていれば母親役を務めることは普通であり、回想シーンがメインとなれば、現在20歳の永野さんの母親役であっても何ら不自然さはないのも事実だ。
加え、「ガッキーも、そろそろ母親役の年齢 移行時期でグッドタイミングですもの、ね」と、新垣さんが1年10カ月にわたって連続ドラマに出なかったことで、これまで母親役とは縁がなかった自身のイメージをリセット出来たのではないかとする声も。確かに、新垣さんが1年10カ月前に出ていた連続ドラマは「獣になれない私たち」(日本テレビ系)であり、そこでの役柄は「働く若年の女性」であり、母親役とは大きく隔たったものだった。そう考えると、1年10カ月という「冷却期間」が新垣さんの新たな「女優像」を構築する上で、大きくプラスに作用するということは十分にあり得ることなのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)