2020年6月19日の夜に突如として発表された、「NEWS」の手越祐也さん(32)のジャニーズ事務所退所。手越さんがジャニーズを去ることについては、「どうして」「悲しい」「許さない」といったファンの悲鳴が続々と上がっているが、その中に、「ジャニーさんがいてくれたら......」といった声が上がっている。
「ジャニーさん」というのはもちろん、2019年まで事務所の社長を務めた故・ジャニー喜多川さんのこと。同氏は生前、そのカリスマ的な指導力によって事務所をまとめ上げていたとたびたび報じられており、現在でもジャニーズファンからは伝説的な存在として位置付けられている。
「多分ジャニーさんだったら手越君辞めさせてなかったんじゃないかな...」
そのため、あるツイッターアカウントは、「多分ジャニーさんだったら手越君辞めさせてなかったんじゃないかな...」と、ジャニーさんであれば、手越さん退所という事態は避けられたのではないかとツイート。手越さんをめぐっては以前からさまざまなスキャンダルが噴出。今年に入ってからは、自粛期間中「花見」「パーティー」「飲み歩き」が立て続けに判明し、5月26日に活動休止の処分を受けたばかりだった。
専属契約は「合意解除」によるものと発表されているが、退所を「処分」だと考える手越ファンからは、ジャニーさんが社長であればここまでの処分はしなかったのではないか、と嘆きの声が噴出している状況だ。
また、別のアカウントは、
「なんかタッキーになってから撮られた人への当たりが強くなったよな とりあえず処分せな。みたいな ジャニーさんだったら対立することもなかったかもしれんし退所までは行かなかったのかもね。ジャニーさんなら手越を手放した時の大きさを分かってそう」
と、ジャニーさんが存命であれば、問題を起こした所属芸能人を排除せずに事務所内の対立をうまい具合に解消できたのではないかと残念がるなど、ジャニーさんがいなくなったことを悲しむ声は多い。
「昨日は、ジャニーさんが倒れて1年か」
また、これに加えて上がっているのが、「ジャニーさんが亡くなってもうすぐ1年。たった1年でジャニーズはすごく変わったよね」と、ジャニーさんが病に倒れたあの日を思い返す声だ。ジャニーさんをめぐっては、2019年6月18日に、本人が体調不良に見舞われているとする未確認情報がネット上で拡散。その後、7月1日に事務所が、ジャニーさんが6月18日にくも膜下出血を発症し、入院したと発表した。
その後、ジャニーさんは7月9日に死去。まさに、ジャニーさんが病に倒れた日からわずか1日違いの2020年6月19日に手越さんが退所したことになるわけであり、これについては前述の声以外にも、「昨日は、ジャニーさんが倒れて1年か。来月命日か。そして今日、手越ジャニーズ退所。ジャニーズ好きとしては、なんか寂しい」と、何らかの因縁を感じたとする声が上がっている。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)