農水省職員が「牛」に扮して... 牛乳消費に感謝「なんと!前年より2割以上伸びた週も」

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   新型コロナウイルスの影響で牛乳や乳製品の消費が落ち込み廃棄せざるを得ない状況になるとして、農林水産省は買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1パック、育ち盛りの人は更にもう1パック多く購入するよう呼びかけていた。

   そして2020年6月19日、農水省は公式ツイッターや公式サイトで「生乳を廃棄したり、乳牛を減らしたりすることなく、生乳生産のピークを乗り切ることができた」と報告した。家庭での牛乳消費量は約2割増加したという。

  • 消費量増加に感謝
    消費量増加に感謝
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今後のプラスワンプロジェクトについても説明

   4月21日にスタートした消費推進計画は「プラスワンプロジェクト」と名付けられ、SNSでは牛乳を使用したレシピを公開する人も多く、特に古代より伝わる日本の乳製品「蘇」はムーブメントを巻き起こした。

   そんな中、農水省は6月19日に、ツイッターでプラスワンプロジェクトの成功を報告し「ご協力いただきありがとうございます!」と感謝を述べた。

   また同日公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿し、牛に扮装した農水省の職員が牛乳の消費量について「とても増加しました。多い週では、なんと!前年よりも2割以上消費が伸びた週もあります」と説明。

   さらに「これからの季節は暑さで牛の生乳生産量は減少していきますが、牛から生乳は毎日生産されていますので、これからもおいしく楽しく、牛乳乳製品を味わっていただければ」と呼びかけた。

   公式サイトでは今後のプラスワンプロジェクトについて「引き続き酪農を応援するため、在庫が過剰となっている脱脂粉乳を使っている乳製品を中心に、アイスクリームは1日1個、ヨーグルトやチーズは普段より1個多く消費することを推進していきます」としている。

   SNSではプラスワンプロジェクトの報告を受け「気になってたけど、うまくいったみたいですね」「牛乳が無駄にならなくて良かった」と喜びの声が上がっている。

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