搭乗率53.3%をどう見るか
さらに、国際線の需要が戻るのは当面は難しいとの見方を示した上で、
「その分、海外旅行に行っていた方が、海外旅行に行けないのであれば、国内旅行に行こう、という形で気持ちを切り替えていただけると思う。これまでの国内旅行需要に、そこがトッピング(上積み)されてくるので、国内旅行の総需要は増えるとみている」
と話した。MM125便は、乗客96人(乳児2人含む)を乗せて、午前10時過ぎに関西空港を出発。ピーチが運航しているエアバスA320型機の定員は180人で、搭乗率は53.3%にとどまった。ピーチをはじめとするLCCの乗客は大半が観光客で、本格的に需要が戻るには多少の時間がかかりそうだ。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)