2020年シーズンのプロ野球が6月19日に開幕を迎えるなど「野球ムード」が高まる中、スポーツ用品メーカーのミズノ(大阪市)は、バットやヘルメットなどの野球用具をアルコール消毒しないよう呼びかけている。
消毒によって樹脂材料の強度の低下などが起こる可能性があるため、だとしている。
洗浄は薄めた「中性洗剤」を
ミズノはバットやグローブを中心に多くの野球用具を製造。日本のプロ野球では読売ジャイアンツの菅野智之や坂本勇人、北海道日本ハムファイターズの中田翔などの有名選手がブランドアンバサダーとして契約している。
ミズノの野球公式ツイッターアカウント「ミズノベースボール」は6月19日に「ご注意ください!」と切り出し、「弊社製の野球用具へのアルコール系、塩素系消毒液での消毒はされないようお願いします」と呼びかけた。用具の樹脂材料に対して「強度低下」「白化」「劣化」などの影響が出る可能性があるためで、洗浄には中性洗剤を薄めて行ってほしいとした。
対象となる野球用具は「ヘルメット」「捕手用具」「バット」「グリップテープ」など。「時節柄チームで使用される用具のメンテナンスをされるかと思いますが、ご注意いただければと思います」とした。
\ご注意ください!!/
— ミズノベースボール (@MIZUNOPRO_JP) June 18, 2020
弊社製の野球用具へのアルコール系、塩素系消毒液での消毒はされないようお願いします。
樹脂材料に対して強度低下、白化、劣化等影響が出る可能性があります。洗浄等をされるの場合は、中性洗剤を薄めて行うようお願いします。https://t.co/p2EpXtICn2