渡部建不倫で注目の「セックス依存症」 経験者の漫画家が語る苦しさと、社会に求められることは?

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もし自分が「依存症では?」と感じたら?

   渡部さんがセックス依存症だった場合、「セックス依存症になりました」を読むことで参考になるであろう点についても聞いてみた。

「依存症は自認が最も難しい病気ですので、まずは2話目にある『自分ではどうしようもない病気』だという事。そして、3話目にある『原因と責任を混同しない』という事。これは過ちは病気のせいだけれども、責任は自分が背負わなければいけないという事です。それらを読んで頂けたら幸いです」

   最後に、一連の報道などを通じて、「自分も『セックス依存症』では?」と感じた人へのメッセージをお願いした。

「自分も依存症かもと感じられた方にお伝えしたいのは、まずは知識を身につけて病院に行って欲しいということです。それはどんな病気でも同じだと思います。自分や家族が病気に罹ったらその病気を調べて対処しますよね。依存症者の行動は他者から見るととても不可解ですが、依存症の知識があるとその仕組みは徐々にわかってきて、ご本人も周りの方のストレスも減るだろうと思います。そして依存症は回復に何年もかかり、スリップ(再行動)してしまう可能性もありますが、どうか、スリップしたとしても治療や回復し続ける事を諦めないで欲しいです。共に回復して参りましょう」

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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