上茶谷も... DeNAドラ1投手にまつわる気になる「ジンクス」とは?

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   プロ野球が、きょう2020年6月19日開幕する。

   新型コロナウイルスの影響で3カ月遅れとなり、選手たちは練習試合を重ねてコンディションを上げている最中だが、DeNAには心配事が。ルーキーイヤーの昨年に7勝をマークした上茶谷大河が6日、右肘の違和感のため2軍で調整することになったのだ。

  • 戦力充実のDeNAだが…
    戦力充実のDeNAだが…
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チームにとって大きな痛手

   上茶谷は3日の練習試合・楽天戦に先発して3回6安打6失点。持ち味の直球に威力がなく、制球にも苦しみ痛打された。ラミレス監督が記者陣に語った説明によると、上茶谷は登板翌日の4日に右腕や右肘に違和感が出ていたという。開幕1軍は厳しい状況でチームにとって大きな痛手だ。

   DeNAはドラフト戦略が功を奏し、近年は14年が山崎康晃、15年が今永昇太、16年が浜口遥大、17年が東克樹、18年が上茶谷とドラフト1位の投手が即戦力として1年目から活躍している。

   一方で気になるのは好成績を収めた翌年に故障に見舞われていることだ。 今永は2年目の17年に11勝7敗と左のエースとしての座を確立したが、翌18年はシーズン前に左肩に違和感を覚え、本調子とは程遠い投球で4勝11敗と大きく負け越した。浜口も1年目の17年に10勝6敗をマーク。シーズン3位からクライマックス・シリーズを勝ち抜く「下克上」で日本シリーズ進出に大きく貢献したが、翌18年は春季キャンプから左肩の違和感が消えず、シーズンで4勝5敗と不本意な数字だった。

万全の状態で復帰することを願うばかり

   東も故障で試練の時を迎えている。ルーキーイヤーの18年に11勝5敗で新人王を獲得。チームトップの勝利数で巨人戦は5勝を挙げるなどキラーぶりを発揮したが、2年目の19年1月に左肘の炎症が再発した。7試合の登板で4勝に終わり、今年2月に左肘の内側側副靱帯を損傷していることが判明。同月20日にトミー・ジョン手術を受け、今季中の復帰は絶望的となった。

   開幕を目前に迎えた中で、故障による戦線離脱は上茶谷にとって大きなショックだろう。だが、焦りは禁物だ。慎重を期してリハビリしなければ完治が長引く可能性がある。右の本格派右腕として将来を嘱望されるだけに、万全の状態で復帰することを願うばかりだ。

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