立憲民主党所属の須藤元気参院議員が2020年6月17日にツイッターで離党の決意を固めたと投稿した。
「以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありました」
15日にれいわ新選組の山本太郎代表が東京都知事選(2020年6月18日告示、7月5日投開票)への出馬を表明し、その数時間後に須藤氏は、
「立憲としては宇都宮さん支持ですが個人的に山本さんを応援しています」
とツイートしていた。立憲民主党は、元日弁連会長の宇都宮健児氏の支援をすでに決めている。
16日には
「都知事選で支持する候補者の違いを党と僕との間で再確認しました。今後どうするかもう一度考えてみます」
とツイート。そして17日に
「離党する決意を固めました。都知事選を巡る意見の相違がきっかけですが、以前から消費税減税など経済政策ついて党とは意見の相違がありましたので必然的な帰結だと思います。お世話になった立憲民主党に感謝いたします。ありがとうございました」
と、以前から意見の相違があったことに触れ、離党の決意を公表した。
立憲・福山哲郎幹事長は16日、ツイートの後に須藤氏と話し合いの場を設けて、立憲が宇都宮氏の支援を決めた経緯や理由を説明したことも明らかにしており、「今後のことについては、また話し合う機会があるかもしれない」とも話していた。
須藤氏は19年夏の参院選に立憲民主党公認で比例区から出馬し、初当選。