小川淳也衆院議員「何とか野党候補を一本化できないか」→「野党共闘への思いが強過ぎて」
山本氏の立候補で、いわゆる「リベラル票」が分散する可能性もある。福山氏は、山本氏の立候補が野党共闘に与える影響について、
「そもそも、我々は宇都宮さんで野党共闘をやれればいいとは思っていたが、結果としては山本さんが立つことでかなわなくなったという現実はあるが、だからと言って何らかの影響があるとかではない」
などと話すが、会派内からは困惑の声がもれる。野党統一会派の小川淳也衆院議員(無所属)は、6月15日夕、
「山本太郎さんの気概に心から敬意を表しつつ、しかし早急に宇都宮さんと話し合い、何とか野党候補を一本化できないか。もちろんより勝てる候補に。いつも野党陣営は分断し相手を楽にさせてしまう」
とツイートしたが、6月16日には一転、
「野党共闘への思いが強過ぎて、知事選であることや、関係の皆様の様々な思いや経緯への敬意が不足していました」
と陳謝した。このツイートには動画がついており、今後の対応について
「こうなった以上、組織が宇都宮候補(予定者)を支援、支持する方針がある。私は当然、これを基軸にしたいと思っている。ただ一方で、山本候補(予定者)を含めて、両陣営の票が最大化して、現職を少しでも食っていくということに全体として貢献したい」
と説明する一方で、立憲に対して
「5%減税で野党をまとめる、その前提、先頭に立つべき」
と消費減税を打ち出すように求めた。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)