ミクシィ(東京都渋谷区)は2020年6月16日、23日をもって東京証券取引所マザーズ市場から東京証券取引所市場第一部へ市場変更をすると発表した。
今後はスポーツ事業の業績拡大を狙う
ミクシィは2004年にリリースしたソーシャル・ネットワーキングサービス「mixi」で有名となり、2006年に2月に社名をそれまでの「イー・マーキュリー」から「ミクシィ」に変更。同年9月に東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場した。
2000年代以前からのネットユーザーなら、SNSの「mixi」のイメージが強いだろうが、現在のミクシィは、ゲーム「モンスターストライク」とスポーツ領域の事業成長に力を入れている。
2020年3月期決算の報告セグメントは、エンターテイメント事業とライフスタイル事業の2つ。ゲーム「モンスターストライク」の関連イベントやグッズの制作販売、プロスポーツチームの経営や公営競技関連事業などは、エンターテイメント事業に含まれ、当連結会計年度の売上高は1072億1800万円。mixiをはじめ、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」やサロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」などのサービスが含まれる「ライフスタイル事業」では、54億2700万円だった。
今後はスポーツ事業の業績拡大を見込んで、開示セグメントをデジタルエンターテインメント事業、スポーツ事業、ライフスタイル事業の3つに分けて発表を行う。デジタルエンターテインメント事業では引き続き「モンスターストライク」のリバイブを狙い、スポーツ事業では、公営競技関連への投資を進めるとしている。また、デジタルエンターテイメント事業では、セガゲームス(現在はセガ)から譲り受けたスマートフォン向けゲーム「共闘ことばRPG コトダマン」が成長軌道に乗ったとして、「モンスターストライク」以外のサービスでの収益も推進していく。
ツイッター上では「ミクシィ」がトレンド入りを果たし、
「今の若者はmixiを知らなそう」
「mixiって今なにで儲けてんの」
と同社サービスの「mixi」の話題が盛んになった。
https://t.co/06W6Tutso1
— 木村弘毅 Koki Kimura (@kokikimura) June 16, 2020
先程、(株)ミクシィは
「東証一部上場」の承認がされました!
ユーザーの皆様の支えがあってこそです。
これからも更に大きなチャレンジをしていきますので、引き続き応援よろしくお願いします!
コロナ禍において本プロジェクトを進めてくれたバックオフィスに感謝!