「やはりバレンティン選手の抜けた穴は...」
「中日はスタメンをみると他の球団と比べて決して見劣りはしません。ただ、レギュラーと控えの選手の力の差があり、シーズン中にレギュラー陣にケガ人が出た場合、どうカバーするか。先発では小笠原投手や梅津投手らがもっと力を付けてくれば結果も変わってくると思います。中日は根尾選手や石川(昴弥)選手ら期待の若手がいます。とくに石川選手はプロの体が出来ており、今シーズンは1軍で出場する機会があると思いますので期待したいです」(齊藤氏)
齊藤氏がセ・リーグの最下位に予想したのがヤクルトだ。昨シーズンは5月中旬から連敗し、セ・リーグワーストタイとなる16連敗を記録。9月にはチーム低迷の責任を取り、小川淳司監督(62)が退任を表明。今シーズンは高津臣吾氏(51)が監督に就任し、Aクラス入りを目指す。
「やはりバレンティン選手の抜けた穴は大きいと思います。バレンティン選手が抜けたことで、山田選手と村上選手のマークが厳しくなってくるでしょう。新加入のエスコバー選手はバッティングのうまい選手ですが、バレンティン選手とはタイプが異なりますし、バレンティン選手のような一発はないでしょう。投手陣は他のチームと比較すると少し弱いかなという印象です」(齊藤氏)