「藤浪投手の復活がカギを握っていると思います」
4位は昨シーズン3位でAクラス入りを果たした阪神だ。昨オフにピアース・ジョンソン投手(29)とラファエル・ドリス投手(32)が退団。2人の強力リリーフが球団を去り、新たにジョン・エドワーズ投手(32)とロベルト・スアレス投手(30)が加入。野手では「バースの再来」といわれるジャスティン・ボーア内野手(32)が、新たな助っ人として打線の主軸を担う。
「阪神は高橋投手の離脱が大きいですね。高橋投手が開幕からいるのといないのとでは、ずいぶんと違ってくるはず。今シーズンはおそらく藤川投手がクローザーでしょうから、エドワーズ投手、スアレス投手らが中継ぎとなるでしょう。阪神が上位に行くためには、藤浪投手が先発で復活する必要があります。藤浪投手の復活がカギを握っていると思います」(齊藤氏)
5位は昨シーズンの成績と同じく中日とした。中日は2013年以降、Bクラスが続き、ここ3年間は全て5位と低迷している。昨シーズンは、与田剛監督(54)の監督就任1年目で6月以降失速。シーズン終盤に盛り返したものの、首位・巨人と9ゲームの大差をつけられ5位に沈んだ。