指原莉乃、拉致問題に涙 横田滋さん死去で「もっと若い人達も知らなきゃいけない」

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目を赤くして涙を右手薬指でぬぐう

   ゲストとして出演した武田鉄矢さん(71)は、めぐみさんの拉致現場を訪問したことがあるといい、現場は「普通の中学校の通学路」だったと説明。北朝鮮への怒りを

「(北朝鮮の工作員は)子どもが帰る時刻を狙って、誰でも良かった。誰でもいい中で、あの女の子を狙ってさらった。そんなことをやる人間がいるのか」

などと語ると、指原さんは目を赤くして涙を右手薬指でぬぐいながら、うなずいていた。さらに、出演コーナー終了後、会見のノーカット版の動画へのリンク付きで

「たくさんの若い人に知って欲しい、見て欲しいです。自分の家族だったら?友達だったら?色んなことを考えると思います」

とツイートした。

   指原さんをめぐっては、政治的問題への発言を避けるとの見方もあった。検察庁法改正案をめぐる問題についてツイートしなかったことで、こういった見方が強まっていた。指原さんはツイートしなかった理由について、5月17日の放送で、

「正直、この件に関して私はそこまでの信念がなかったので、つぶやけなかった」

などと説明していた。「#検察庁法改正案に抗議します」のタグ付きでツイートする芸能人が相次ぎ、芸能人の政治的発言をめぐる議論が活発だった時期で、この指原さんの説明には様々な反響があった。例えば、前新潟県知事の米山隆一氏(52)はツイッターで、

「指原さんが自分は『そこまで勉強できていない』と考えてTWしないのは完全に指原さんの自由ですが、指原さん以外の人が、勉強ができていようがいまいが、自らの考えに基づいてTWするのも又自由でしょう」

と断ったうえで、指原さんの対応を非難していた。

「因みに余計なお世話的には『勉強できていないならぐぐれば10分でわかるんだから勉強したら良くないですか?それ本当は「勉強できていない」じゃなくて「敢えて勉強していない」ですよね?』とは思います」

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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