本家TCキャンドラーのランキングにも言及
さらに、続くストーリーには
「これ勝手にノミネートされて勝手にジャッジされている方々にも失礼だし自分が知らない間にルッキズム/外見主義(容姿によって人を判断する事)の助長に加わってしまっているのかもしれないと思うと困る。見た目で人を判断するのは絶対違うと思うし、そもそも一番美しい人なんて選ぶことは不可能。このランキングによって偏った美の概念やステレオタイプな考えを広めてほしくない。美の基準や定義なんて人によって物差しが違うから本当に様々だしいくら容姿を綺麗にしていても人に優しくなかったり、意地悪な人は美しい人とは言えないと思うのです。私は心が美しい人が美しい人だと感じます」
という長文での批判と、「最も美しい顔ランキング2020(The 100 Most Beautiful Face of Japan)」のアカウントのスクリーンショット画像を掲載したとされる。
水原さんは2019年にも、本家TCキャンドラー氏によるランキングにも言及。その際、「美しい顔のランキングって、誰がどうやってジャッジするんだろう。不思議」とツイッター上で疑問をつぶやくと、ファンから選考方法を教わり、
「えー!もしそれが事実だったら、とても失礼だね。美の概念なんてみんな違うのに、まるで世界の基準みたいに、堂々とネットで拡散されても誰のためのランキングなの?笑」
と述べた。
TCキャンドラー氏のランキングは、有名な人や世間的に美しい人ではなく、自身の考えた美の概念を伝えるものだと公式サイト上で述べている。とはいえ実際に日本国内においては一定の影響力がみられる。「最も美しい顔ランキング」と称されるランキングら自体が、また新たな美の概念やステレオタイプを生み出すものになっており、水原さんはこの概念などが広まることや、「ランキング」という形式で容姿へのジャッジを行うことに、懸念を覚えているようだ。