漫画家の矢吹健太朗さんが、新作「あやかしトライアングル」の連載を2020年6月15日発売の週刊少年ジャンプ28号(集英社)から開始している。
「矢吹神は今回もキレッキレだった」
公式サイトのあらすじによれば、「不思議な妖怪『妖(あやかし)』がいる日本」が舞台。妖と戦う主人公による「あやかし恋愛ファンタジー」という。
矢吹さんは1998年に増刊号「赤マルジャンプ」の読み切り作品でデビュー。「BLACK CAT」などのヒット作を生み出してきた。週刊少年ジャンプでの連載は、09年まで連載していた「To LOVEる -とらぶる-」(脚本・長谷見沙貴さん)以来で約11年ぶり。
月刊雑誌「ジャンプスクエア」で17年まで連載していた「To LOVEる -とらぶる- ダークネス」を含め、「To LOVEる」シリーズはいわゆる「お色気枠」のラブコメ作品として知られた。ストイックとまで評される挑戦的な「エロ」描写により、当時は最新話が掲載される度にネット上が騒然とする光景もみられ、一部ファンからは「矢吹神」と呼ばれている。
11年ぶりの連載発表によりSNSなどで注目を集めていたが、発売日を迎え、ファンからは
「久々の本誌帰還、まさかの展開...さすがの矢吹神」
「矢吹神は今回もキレッキレだった」
「矢吹の新連載、矢吹って感じだった」
と、絶賛の声が寄せられている。
ツイッターでは「矢吹先生」が15日未明からトレンド上位に入るなど大きな話題に。さらに、正午前後からは作中のある展開を指すキーワード(ネタバレ防止のため伏せる)がトレンド1位になるなど、「神」の帰還はさっそくネットの話題をさらっている。