まるで「鍋つかみ」?巨人・重信が使う走塁手袋の正体は 記者が着けてみると...

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

プロではパ・リーグの3球団が購入

   丸山氏は、「走塁ガード手袋」がもたらす「メリット」と「課題」を次のように解説してくれた。

「弊社の商品は指先から手首までを保護する目的で製造したもので、手のひらと甲の両面に、手の形状に沿った形の計量のアルミニウム製のプレートを内蔵しています。手首をしっかりと固定した上で、手全体をガード出来るよう作られています。指先部分にはネオプレンにEVA(吸収材)保護フォームを重ね、厚めの生地を使用していますので、指全体をガードすることが出来ます」(丸山氏)

   2018年5月に「走塁ガード手袋」の使用が解禁されて以降、プロ球団ではパ・リーグの3球団が「PRO社」の製品を購入したという。

「パ・リーグの球団にご購入いただいた主な理由は、交流戦の時に投手が塁に出ますので、その際に利き手をガードするためだと聞いております。指や手首をガード出来るという声を頂いておりますが、一部の選手から親指が広がらないので走りづらいという声もいただきました。5本指仕様の手袋に慣れている選手は、違和感を覚えるようです」(丸山氏)
姉妹サイト