本田翼は「デブ飯」が絶賛、氷川きよしは、芳根京子は... 進む芸能人の「料理研究家」化

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   2020年6月11日に放送された「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の「グルメチキンレース ゴチになります!」で、出演者の自炊料理が話題になる一幕があった。

   この日はゲストとして歌手の氷川きよしさん(42)がゴチバトルに参加。番組序盤、出演者がすき焼き弁当の値段当てに挑む中、羽鳥慎一アナウンサー(49)が「氷川さんの朝食がすごいとネットニュースになりました!」と、氷川さんがインスタグラムで公開した朝食の写真を紹介した。

  • 本田翼さん(2017年撮影)
    本田翼さん(2017年撮影)
  • 氷川きよしさんのインスタグラムから
    氷川きよしさんのインスタグラムから
  • 氷川きよしさんのインスタグラムから
    氷川きよしさんのインスタグラムから
  • 本田翼さんのインスタグラムから
    本田翼さんのインスタグラムから
  • 神田うのさんのインスタグラムから
    神田うのさんのインスタグラムから
  • 神田うのさんのインスタグラムから
    神田うのさんのインスタグラムから
  • クロちゃんのツイッターから
    クロちゃんのツイッターから
  • 芳根京子さんのブログから
    芳根京子さんのブログから
  • 本田翼さん(2017年撮影)
  • 氷川きよしさんのインスタグラムから
  • 氷川きよしさんのインスタグラムから
  • 本田翼さんのインスタグラムから
  • 神田うのさんのインスタグラムから
  • 神田うのさんのインスタグラムから
  • クロちゃんのツイッターから
  • 芳根京子さんのブログから

本人謙遜も「旨い」と評判

   画面にまず映し出されたのは、氷川さんが1月18日に公開した朝食の写真。「たまご粥」「キノコと豆腐の和風スープ」「株の昆布締め」という一汁一菜の朝食の写真が映し出されるや、レギュラー出演者からは「旅館みたい!」といった絶賛が続々。さらに、5月20日に公開した「トマトと玉ねぎのサラダ」「明太豆腐」「らっきょう」「豆腐とワカメの味噌汁」「明太子」「白米」という一汁三菜の朝食の写真が映し出されると、氷川さんからは「お好きですか? 料理は?」と、レギュラー出演者に問いかけたのだった。

   これに対し、レギュラー出演者の表情は一様にバツの悪そうな表情に。そして、しばしの間をおいて女優の本田翼さん(27)が気だるそうな表情で「楽したいですね」と、本音とも言える感想を吐露した。すると、画面には本田さんが5月3日に公開した自炊料理の写真が。

   その内容は、ソーセージとパンをバター、ソース、醤油で炒めただけの、いわゆる「ズボラ飯」。このため、画像が表示されるや本田さんは苦笑しつつ、「デブ飯ですね」と自らの油断した食生活に恥じ入ったのだった。

   何とも対照的な料理が紹介されたわけだが、それでも、当該シーンが放送されるや、ネット上ではツイッター上を中心に2人の料理に対する絶賛が続々。あるアカウントは「氷川きよし美しいし料理うますぎるしすげえな」と、その料理のレベルを絶賛。また、別のアカウントは「早速余ってたパンの耳で作って食べたわ。マーガリンたっぷりで炒めて旨い」と、本田さんの料理が見た目に反しておいしかったとツイートしている。

以前はあまり料理で注目されなかった芸能人が続々と...

   番組中、意図せずして「料理対決」が発生した形だが、2人の料理に対しては、前述のほかにも「きよしの後の本田翼の料理! どっちも好き」といった絶賛の声が続々。芸能人の料理写真といえば、以前からSNSやブログに投稿されるたびに、一定の注目を浴びてきた「鉄板コンテンツ」だが、ことに、最近は新型コロナウイルスの流行による外出自粛があったこともあり、芸能人の料理への関心が高まっているようだ。というのも、以前はあまり料理で注目されなかった芸能人が、ここ最近、料理で注目され始めているのだ。

   タレントの神田うのさん(45)は4月28日、ファンからの「家庭料理をもっと見せて」との声に対し、ミニトマトが添えられた自炊のチャーハンの写真をインスタグラムで公開。これに対してはネット上で大きな反響が上がるなどしたが、それからしばらくたった5月6日には、サバの塩焼きをメインとした一汁四菜の朝食を披露し、「旅館みたいな朝食」との絶賛を浴びたほか、ネットニュースで報じられるなど、その注目度は大きく高まった。

   また、最近はこれまでにない方法で料理をアピールする芸能人が現れ始めている。

「汚料理」でまたブレーク?のクロちゃん

   「安田大サーカス」のクロちゃん(43)は5月22日、「おでんが美味しく出来てきたしん!」と、おでんを調理していることをツイッターで公表。当初こそ普通の料理レポートだったものの、出汁をつぎ足して煮込み続けるなど次第に暴走を始め、最終的には、何と「15日目」にやっと調理を終えるという「斬新な」手法で「汚料理研究家」としての地位を確立した。

   また、女優の芳根京子さん(23)は4月21日、7カ月ぶりというブログの更新で、「こういう時期ですし、お家から何か発信できないかなぁ、と考えました」としつつ、料理の写真を掲載していくと宣言。同エントリーでは「しじみボンゴレ」の完成品を披露したほか、2日後の23日にはカツカレーを披露。料理の品目としては他の芸能人と同じく、いわゆる家庭料理を披露していた芳根さんだが、決定的な違いは「料理と共に本人の姿が写真に写っていること」だ。

   通常、芸能人の料理写真といえば、インスタグラムに完成品の写真が掲載されるだけというものが多いが、芳根さんの場合は「本人の調理の様子」に加え、「完成品を目の前にして微笑む本人の姿」、果ては「余った食材をつまみ食いする本人の姿」「完成品を食する本人の姿」という、これまでにない見せ方をしているのが特徴だ。

   これら、ここ最近で新たな「料理芸能人」が続々と出てきたことを考えると、今後も、芸能人の「料理研究家」化はさらに進んでいくのかもしれない。

(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)

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