お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんが不倫問題をうけて活動自粛するなか、「王様のブランチ」(TBS系)の冒頭、タレントの佐藤栞里さんが涙声で「今週もテレビをご覧のみなさんが、笑顔になれる番組にしたいと思っています」とコメントした。
佐藤さんと渡部さんは2017年から2人で同番組のMCを務めていた。不倫騒動発覚後では初の放送となった2020年6月13日の番組冒頭、TBSの山形純菜アナが渡部さん不在の経緯と、番組の存続について、冷静なトーンで説明し、最後に頭を下げた。その直後に佐藤さんがコメントした。
途中言葉につまり、涙声に...
山形アナは、「今日はまず、みなさまにお伝えしなければならないことがあります。アンジャッシュの渡部健さんの不貞行為が、週刊誌によって明らかになりました。これを受けて渡部さんは活動の自粛を発表。王様のブランチの出演も見合わせることになりましたが、今後も放送を続けてまいります」と説明。
山形アナの横には、渡部さんの不倫を報じた週刊文春6月18日号の表紙と、「佐々木希、逆上 渡部健『テイクアウト不倫』」との見出しの誌面が大きく映し出されていた。
続いて、画面に登場したのは、佐藤さんだ
「おはようございます。6月13日土曜日、王様のブランチです。今回からこのようなメンバーでお送りすることになってしまいましたが...。え......。王様のブランチは楽しい情報をお届けする番組です。今週もテレビをご覧のみなさんが、笑顔になれる番組にしたいと思っています。よろしくお願いします」
途中から涙声になり、途中言葉に詰まる場面や、口を手でおおう仕草もあった。ワイプ出演のお笑いコンビ「ニッチェ」の2人が「大丈夫!」などと励ましていた。
佐藤さんが最後までコメントを述べると、お笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の藤森慎吾さんは「頑張っていこうよ栞里ちゃん!」「栞里ちゃんにこんな顔させるんじゃないぞー!ほんとにー!なんだよもう!」「栞里ちゃん大丈夫だから、みんなで乗り越えていきましょう」などとフォローしていた。
女優の山本舞香さんが「がんばろー!」と元気な声で発すると、佐藤さんが「それでは今週も笑顔で王様のブランチスタートです」と言って、通常進行に戻った。佐藤さんの瞳からは涙がこぼれていた。