パヤノ、ロドリゲスはネリと因縁が...
ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で井上と対戦したフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)とエマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)はともに世界王座返り咲きを目指している。パヤノ、ロドリゲスともに井上戦の後に元WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)がからんでくる。
パヤノは2018年10月にWBSSバンタム級準々決勝で井上に1回KO負けを喫し、19年3月に再起。同年7月にWBCバンタム級シルバー王座をかけてネリと対戦し9回KOで負けている。一方のロドリゲスは19年5月に井上に敗れた後、同年11月にネリとWBC世界バンタム級挑戦者決定戦を行う予定だったが、ネリが前日計量で規定体重をオーバーしたため、ロドリゲス陣営が試合を拒否して試合は中止となった。
パヤノは現在、WBAのバンタム級2位にランクされており、ロドリゲスはWBCバンタム級3位にランクイン。ロドリゲスの地元、プエルトリコのメディアは、ロドリゲスがスーパーバンタム級に階級を上げるプランがあることを報じており、同じくスーパーバンタム級に上げたネリとの対戦の可能性に言及。いずれにせよ両者ともに世界タイトルマッチ出場が可能なランクに付けており、再び世界のリングに上がるのはそう遠くなさそうだ。