小池都知事、出馬会見で「不快感」露わの瞬間 「揶揄するご質問かと思いますけれど...」

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「引き続き、色々なところと連携しながら進めていく」

   質問を聞いた小池氏が、苦笑いしながら発した一言が「まぁあの、揶揄するご質問かと思いますけれど...」。なお、「揶揄」とは「からかうこと。からかい」(広辞苑)の意だ。その上で、花粉症については

「スギ花粉については100年の計だとは思うが、今花粉の少ない木に、段々と入れ替えている。これも着実に進めている。4年というターム(期間)で考えるか否か、だと思うが、テーマとしてきわめて重要なもの」

などと説明。満員電車については、新型コロナウイルス対策でテレワークが普及したことを指摘しながら、

「これから法令的なテレワークの位置づけをどうしていくのか。このあたりは、これからの大きな、これはむしろ国としてのテーマでもあるのではないか」

とも主張した。その上で、

「引き続き、色々なところと連携しながら進めていく」

とした。

   都知事選には、元日弁連会長の宇都宮健児氏(73)、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)、 NHKから国民を守る党の立花孝志党首(52)らが出馬を表明している。

   小池氏は政党の推薦などは受けない方針だが、自民党・二階俊博幹事長は支援の姿勢を強調、公明党も事実上の支援に回るとの見方が強い。宇都宮氏は立憲民主党、共産党、社民党から支援を受ける。小野氏は日本維新の会の推薦を受けている。れいわ新選組の山本太郎代表(45)も出馬を検討しており、山本氏の動向が野党票の行方を左右しそうだ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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