NGT48、初の「新潟市出身」センターで誓う再出発 1年9カ月ぶり新曲、陣容の意味は

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   新潟市を拠点にするアイドルグループのNGT48が2020年7月22日、5枚目のシングル「シャーベットピンク」を発売する。NGT48にとって新曲発売は1年9カ月ぶり。この間、グループは山口真帆さん(24=19年5月卒業)に対する暴行事件をめぐる対応で厳しい批判を浴びた。

   センターポジションに選ばれたのは、新潟市出身の藤崎未夢(みゆ)さん(19)。NGT48のシングル表題曲で新潟市出身者がセンターを務めるのは初めてで、藤崎さんは「新潟の皆さんにも親しみを持っていただけるようなセンターになりたい」と意気込む。キャプテンの角(かど)ゆりあさん(19)はツイッターで、過去の経緯を「これからも背負っていかなければ行けない(原文ママ)」とした上で、「今のメンバーだからこそ出せる色を出しながら前に進めるように皆で乗り越え、絆を深めていくものにしたい」と再出発を誓った。

  • NGT48の新曲でセンターに選ばれた藤崎未夢(みゆ)さん(中央)。2020年1月のコンサートでは、序盤の楽曲「奇跡は間に合わない」でセンターを務めた
    NGT48の新曲でセンターに選ばれた藤崎未夢(みゆ)さん(中央)。2020年1月のコンサートでは、序盤の楽曲「奇跡は間に合わない」でセンターを務めた
  • 2020年1月に東京都内で行われたNGT48のコンサートには、合宿で選抜された16人が出演した
    2020年1月に東京都内で行われたNGT48のコンサートには、合宿で選抜された16人が出演した
  • NGT48の新曲でセンターに選ばれた藤崎未夢(みゆ)さん(中央)。2020年1月のコンサートでは、序盤の楽曲「奇跡は間に合わない」でセンターを務めた
  • 2020年1月に東京都内で行われたNGT48のコンサートには、合宿で選抜された16人が出演した

新進の「研究生」を抜てき

   新曲の概要は、6月11日夜に配信された動画番組で発表された。メンバー30人全員が歌う「全員選抜」で、過去にNGT48が出したシングル表題曲では16~24人が「選抜メンバー」として選ばれていたのとは対照的だ。

   センターに選ばれた藤崎さんは、初の「選抜入り」でもある。藤崎さんは18年1月に行われた第3回「ドラフト会議」でNGT48から指名され、18年7月の劇場公演でデビュー。グループの中では比較的若手で、現時点でも正規メンバーになる前の「研究生」と呼ばれるポジションだ。ただ、出演メンバーを合宿の特訓で選抜した20年1月のコンサートでは出演メンバーの16人に選ばれ、序盤の楽曲「奇跡は間に合わない」でセンターを務めたり、終幕後の「影アナ」と呼ばれるあいさつを担当したりするなど、存在感も増しつつあった。

   過去のセンター経験者は、中井りかさん(22)、荻野由佳さん(21)、本間日陽さん(20)の3人。3人とも15年のグループ発足時から活動してきたメンバーで、それぞれの出身は富山県富山市、埼玉県越谷市、新潟県村上市。センターを新潟市出身者が務めるのは今回が初めてだ。藤崎さんは動画番組で、

「感謝の気持ちと、自信を持って精いっぱい頑張りたい。私は新潟県新潟市出身で、ずっと新潟で過ごしてきて、沢山お世話になったので、新潟の皆さんにも親しみを持っていただけるようなセンターになりたい」

などと意気込んだ。

姉妹サイト