児嶋一哉「僕がちゃんと相方として言っとけば...」 涙声の「後悔」と相方・渡部へのメッセージ

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   お笑いコンビ・アンジャッシュの児嶋一哉さんは、2020年6月12日放送のラジオ番組「GOLD RUSH」(J-WAVE)に出演し、相方・渡部建さんに代わって渡部さんやスキャンダルについて言及し、謝罪した。

  • 渡部さんはどう聞いたか(2017年)
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「『児嶋だよ!』言ってる場合じゃない」

   渡部さんは複数女性との不倫や、出演するテレビ各局などに番組出演の全面自粛の申し入れを行ったことが報じられている。児嶋さんはいつ渡部さんの一件について言及するかが注目を集めている。

   そんな中渡部さんが「ナビゲーター」を務めるGOLD RUSHは、12日の放送について活動自粛を受けて「ナビゲーターは、アンジャッシュ 児嶋一哉が代演となります」と、11日に公式ツイッターで発表。13日に放送されるテレビ番組「王様のブランチ」(TBS系)で児嶋さんが謝罪を行う方針であることも報道されている中、先んじて渡部さんについて謝罪を行った。

   番組が始まると、「どうも、アンジャッシュの児嶋一哉です」とあいさつした。4回目の出演となる児嶋さんは、これまでのオープニングでボケとして「アンジャッシュ・オーシマ!」と紹介されることがあったことに触れ、「(今までだったら)児嶋だよ!で始まるんですけど、流石に今日はないっすよね。『児嶋だよ!』言ってる場合じゃないですよ本当に」とし、渡部さんの一件について語り始めた。

   児嶋さんは歯切れ悪い様子で「うちの相方渡部ですね、不倫をしまして。笑えない、タチが悪い、気分が悪い相方から見ても、気持ち悪い、不倫をしまして」と、スキャンダルについて紹介した後、少しばかり涙声のようになり、「すいません」と小さくつぶやいた。そして、

「本当にバカですね。大バカで。もう調子に乗ってたんでしょうね。もう仕事も上手くいくし。プライベートも順風満帆だし。もう天狗だったんですよね」
「人の痛みとか、思いやりとか、優しさとか、愛とか、もうそういうのがないんですよ。だからこういうことになるんですよ」
「浮気した方々だけではなく、スタッフさんとかに対する態度、芸人仲間に対する態度。まあ言わしてもらえれば僕に対する態度。やっぱ振り返ればダメですよあいつは。お前なんでそんな、ひどい傷つくようなことを平気で言うんだと」

と、渡部さんの言動に言及した。

「僕の弱い部分もあいつを甘やかしたんだなあ」

   また、

「僕もそういうことで10年以上前にキレてちょっとケンカになったこともありますけど。あいつ頭良いですからね。理論武装されて、なんかあんまり響かなかったなってこともあって」
「『なんでお前そんなこと言うんだ、なんだその俺に対する言い方は。どういうつもりだ、愛何も感じねえぞ』ということありました。その時に僕がちゃんと相方として『お前ダメだぞそういうの、お前スタッフさんに対してもそうだし』とか言っとけばもしかしたらこういうことにならなかったのかと思いますけど」

などと、泣き出しそうな声で話した。

   そして、

「僕なんかより全然売れているっていうのもあって、アンジャッシュの関係性的にも中々こう叱るというのが立場的にもしづらくて、あんまりあいつに何かを言うっていうことは本当に10年ぐらいなかったかもしれないですね」
「やっぱ立場的には僕の方が弱かったですよ。なんかあっても俺が言って変な空気になって、『本番で急に冷たくされてもなあ』とかそういう情けない思いもあったりした、こういう僕の弱い部分もあいつを甘やかしたんだなあって思ったりもしてますね。でも、ダメですあいつは。本当に大バカヤローですよ」

と、アンジャッシュの「関係性」を明かした。

「僕があいつを誘って、そいつがやってしまったことなんで」

   その後、関係者やスポンサー、ファンや「気分を害した方々」に対して

「本当にうちの渡部がとんでもないご迷惑をかけて申し訳ありませんでした」

と渡部さんに代わって数回謝罪を行なった。また、今後復帰するとしても、そうでなくても、渡部さんが人間的に変わることを願い、

「変に口先が上手くて頭回るけど、そんな小手先に頼らず心で人と通じ合える人間になってほしいですよ」

とコメントした。

   今後は渡部さんの「穴埋め」的な仕事を含めて、目の前の予定をこなすとし、

「一生懸命やらせていただいて、これからも使ってもらえるんならやりたいし。もうこれでもしかしたら、(仕事が)無くなっちゃうしれませんけども。それはもう、『アンジャッシュ』としてもう27年ぐらいですかね、知り合って30年やってきて、僕があいつを誘って、そいつがやってしまったことなんで。それはもうしょうがなくて受け止めるしかないですけど。僕の考えはそうですね」

と自身の考えを述べ、その後改めて謝罪を行った。

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