渡部の「多目的トイレ不倫」が物議 設備メーカーも「悲しく、情けない限りです」

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「真に多目的トイレを必要とされている方々の為にも...」

   そうした中、多目的シートなどの施設用育児用品ブランド「オモイオ」を展開する水上(大阪市)は、オモイオの公式ツイッターを通じて11日に「多目的トイレが話題になっていますが、内容は...」と反応。そして、 「多目的シートを作っている会社としては悲しく、情けない限りです。障害を持たれている方と、おむつ交換の方の衝突が問題になっているのに...真に多目的トイレを必要とされている方々の為にも節度ある利用をお願いします」 と訴えた。

   J-CASTニュースは11日、オモイオのツイッター担当者に話を聞いた。担当者によれば、近年は設置数が少ない多目的トイレをめぐり、障害者とおむつ替えが目的の親子連れの間で取り合いになっていることに「メーカーとしてやるせない思い」を抱えていたという。障害者の利用もおむつ替えも多目的トイレ本来の用途であり、担当者は「どちらの言い分も間違ってはいない」と話す。

   しかし、仮に今回の報道のような使い方が世間で横行すれば、本当に多目的トイレが必要なはずの障害者、親子連れが必要な時に使えなくなってしまう可能性がある。担当者は、

「(多目的トイレを不適切に)使っている方がいらっしゃるというのは把握していたが、それに対して何ら手を打てなかった。そこでこういうことが起こって、少しでも我々が情報を発信することで(本来の使い方が)世に伝わってくれたらと思った」

   と投稿の経緯を語った。

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