モデルの冨永愛さん(37)が2020年6月8日、テレビ番組「しゃべくり007」(日本テレビ系)で、ある超有名モデルの存在感について、実体験を交えて語った。
「ショーの時間に遅刻しちゃダメじゃね?」
スッと伸びた背筋に高身長を誇り、「何をやってもカッコいい」と評判の冨永さん。17歳の時高校の制服をきた写真がファッション誌「VOGUE」に掲載されて以降、モデル界の第一線を走り続けている彼女だが、その活動歴の中でも「一番スゴい!」と思ったモデルはあのナオミ・キャンベルさん(50)だそうだ。日本では「LA・LA・LA LOVE SONG」(久保田利伸 with NAOMI CAMPBELL)でその名前を耳にしたことのある人も多いだろう。
50歳になっても未だ現役で活躍する世界的スーパーモデルを「スゴい尊敬してる」と興奮気味に語った冨永さんは、以前自身が出演したショーの本番直前、ターバンをしたナオミさんが「I'm sorry I'm late(ごめんなさい、遅刻しちゃった)」と登場したことを告白する。
既にショーが始まる時間であったにもかかわらず、ナオミさんはその場でヘアメイクを始めていたそうだ。一般のモデルならお叱りを受けるどころか仕事自体がなくなりかねない大失敗だが、ナオミ・キャンベルさんにそんなことは関係ない。冨永さんは周りのスタッフが「みんな待って!」と開始時間自体を遅らせた光景を目の当たりにし、「それぐらい彼女の存在ってスゴいんだな」と感じたエピソードを振り返っている。
しかし、番組放送後のツイッターには「富永愛が尊敬してる理由聞いてむしろナオミ・キャンベルが苦手になった」「モデル業界で、遅刻はプロ失格じゃないって事?」「ショーの時間に遅刻しちゃダメじゃね?」といった声が続出。
「遅刻」も認められる存在の大きさは、なかなか一般の視聴者にはピンと来なかったようだ。