キャンプ生中継でカセットボンベ爆発 気を付けたい危険な使い方...日本キャンプ協会「教訓にして」

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キャンプ場「撮影を許可したつもりはない」

   日本ガス石油機器工業会に8日、動画を見た上で見解を求めると、爆発は誤った装着が原因ではないかと分析する。

「カセットコンロ、ボンベについては正しくセットしてから使ってほしいとお願いしており、あれほどガス漏れしているのに着火するのは大変危険で、大きな事故にいたらず良かった」

   日本キャンプ協会の担当者は、断定はできないと前置きした上で「おそらくはガスコンロ側の栓を開きすぎて火が大きくなったことや、爆発前に風向きの関係で比較的長い時間コンロに火があたっていたことによる過剰加熱が原因」とみる。

   配信場所となった若洲公園キャンプ場(東京都江東区)を運営する東京港埠頭公園事業部の担当者によれば、拡散した動画を見て事態を把握したという。

   けが人はおらず、施設の破損もなかったという。キャンプ場周辺を管轄する城東消防署も取材に、通報はなかったと答えた。

   本人は配信サイト上で、施設側に許可を得て中継したとするが、担当者は「キャンプ場の利用者には申請書を書いていただくのですが、今回については公園の適正利用の範囲(編注:利用者同士での写真・動画撮影は可)での撮影ではないので、許可をしたつもりはない」と話す。 

   同社から女性にその旨を伝えて動画を削除するよう求めると、本人から謝罪があったという。

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