「一時的に使用を停止しており、システム変更が整い次第順次再開」
QRコード決済については、総務省が統一コード「JPQR」の導入を進めており、その公式サイトに載った手数料率が話題になった。PayPay、メルペイ、d払いは、一定の手数料がかかっており、店の負担にはなりそうだ。
ただ、PayPayについては、4月以降に加盟した年商10億円以上の法人を除き、店がJPQRを使わず直接契約すれば、2021年9月末までは無料になる。とすると、丸亀製麺では手数料がかかっていなかったようだ。
PayPayの広報室は6月8日、丸亀製麺などが利用を終了させたことについて、「手数料だけが原因ではなく、個々の事情があると聞いています」とJ-CASTニュースの取材に答えた。
丸亀製麺を運営するトリドールホールディングスの広報担当者は8日、QR決済終了の告知について取材にこう説明した。
「キャッシュレス決済についてはお客様からのご要望もございますため、全店舗へ導入が出来るよう準備を進めております。準備に向け一部システムの改修を行っておりますため5月22日から一時的に使用を停止させていただいております。システム変更が整い次第順次再開を予定しております。今しばらくお時間頂戴出来たら幸いです」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)