気になる産地は...
J-CASTニュースは6月4日、都内のダイソー店舗で「ダイソーマスク」を購入し、すでに記者宛に届いている「アベノマスク」との比較を試みた。ただし、マスク自体に個体差がある可能性については注意されたい。
「ダイソーマスク」のパッケージには「やさしいつけ心地 綿100%ガーゼ」と商品の特徴が書かれている一方で、その下に小さく「マスクは感染を完全に防ぐものではありません」という注意書きも見られる。また、パッケージ裏面にも「臭いで気分が悪くなった場合は使用を中止してください」「肌に異常を感じた場合は、直ちに使用を中止してください」などの注意書きがある。一方、アベノマスクの同封資料にこうした注意書きはない。
「ダイソーマスク」のパッケージ裏面には「MADE IN VIET NAM」(ベトナム産)と書かれている。「アベノマスク」に産地の記述はないものの、過去には発注先の企業がベトナムからマスクを輸入したことが報じられている。
マスクを開けて並べると、高さはほぼ一緒だが、横幅はアベノマスクの方がわずかに長いことがわかる。ダイソーマスクは全体的に布の弛みが目立ち、縫い目が曲がっている箇所もある。アベノマスクも縫い目の曲がりはあるものの、ダイソーマスクほどの弛みは見られない。また、ダイソーマスクの方が厚みがあり、布自体の目も粗くなっている。