計算上では、混雑率100%超えも?
国土交通省が発表している2018年度の混雑率データによると、東西線(木場~門前仲町間、7時50分~8時50分)の混雑率は199%だ。資料の混雑率は「輸送人員」を「輸送力」で割って計算したもので、この東西線区間の「輸送人員」は7万6674人、「輸送力」は3万8448人とされている。
仮にこの輸送人員に5月29日の「56%減」を当てはめて単純に計算してみれば、東西線の混雑率は約88%となる。また、例えば「40%減」とすると、約120%となる。
国土交通省が発表している「混雑率の目安」によると、100%は「定員乗車」で、「座席につくか、吊革につかまるか、ドア付近の柱につかまることができる」程度としている。また、150%は「広げて楽に新聞を読める」状態とされている。