2020年6月3日放送の「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の放送内容に視聴者が驚きの声を上げた。
この日は「リモート"コントロール"クロちゃん」とのタイトルで、「安田大サーカス」のクロちゃん(43)を自宅から生放送する企画を放送。クロちゃんに対し、番組側がさまざまな指令を出し、クロちゃんがそれにリアクションする様子が放送された。
クロちゃんを襲う「無茶振り」の数々
番組冒頭、隠しカメラから撮影中の画面に映し出されたのは、自宅寝室でアイマスクをしたままたたずんでいるクロちゃんの姿。番組出演であることは理解していた様子のクロちゃんは、合図の音らしき効果音が鳴ったことでアイマスクを外し、自らが自宅にいることを確認しつつ目の前のテレビを覗き込んだ。すると、その画面には「水曜日のダウンタウン」の放送が映し出されており、この日の放送がクロちゃんの自宅から生中継で行われることが字幕で明らかにされたのだった。
番組放送中では都度、視聴者に対して4つの選択肢を提示し、それらを視聴者にデータ放送のボタンで選ばせて投票を行い、最多数の選択肢に書かれた指令をクロちゃんに命じるという形で進行。「身を清める」というお題では、「シャワー」という順当な選択肢のほかに、「塩」「酒」「米」という笑いを狙った選択肢が表示されるなど、「無茶振り」を前提としたお題が矢継ぎ早に出題され、クロちゃんを苦しめた。
そして、最後のお題としてクロちゃんに提示されたのは、「番組終了までに○○できたら10万円」。視聴者投票の結果、クロちゃんに下されたのは、「電話で告白して彼女を作る」という指令だった。クロちゃんは指令をクリアすべく1人目の女性に電話をしたが、あえなく失敗。そして、2人目の女性を口説いている最中に番組は終了し、タイムアップとなったのだった。
これら、番組終了までクロちゃんへの無茶振りが続いた6月3日の放送には、視聴者から「クロちゃん全然大丈夫なんやけど 面白いしん」といった声が続々。他にも、「これ少し見たけど、初めは斬新だなー。ちょい面白いかな?と思って見てたけど、だんだんと虐めにしか見れなくなったので途中でやめた」といった声も上がるなど、「水ダウ」らしく番組への賛否両論がネット上に噴出しているが、その一方で、「リモートコントロールクロちゃん、斬新だな。リアリティーショーw」といった声も上がっているのだ。