札幌の動物園、コロナで「存続の危機」→クラウドファンディングで支援求める ユニーク&ワイルドな返礼品話題

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   北海道札幌市のふれあい体験型動物園「ノースサファリサッポロ」は、休園が長引いたために存続が危ないとしてクラウドファンディングを行っている。

  • 「【ノースサファリサッポロ】コロナの影響で存続の危機!動物達を守りたい!」より
    「【ノースサファリサッポロ】コロナの影響で存続の危機!動物達を守りたい!」より
  • 「【ノースサファリサッポロ】コロナの影響で存続の危機!動物達を守りたい!」より

「動物達を守りたい!」呼びかけ開始

   ノースサファリサッポロは2005年に開園した札幌のふれあい体験型動物園。138種類、約500頭の動物たちを飼育しており、ノースサファリ札幌によれば昨年来場者数は15万人を超える。

   しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響でGW期間含む休園が続いたために、クラウドファンディング「【ノースサファリサッポロ】コロナの影響で存続の危機!動物達を守りたい!」を5月16日から開始した。集めた資金は、動物たちのエサ、医療費、管理費、冷暖房費、人件費に充てるとしている。

   この取り組みは、STV放送「ハッピーおとどけ隊」やHTB放送「イチモニ」で紹介されるなど、注目を集めた。支援は3千円から可能で、ヘビの抜け殻で作成したピアスやキーホルダー、ビーバーがかじった木で作ったコースターなどの動物ゆかりリターンを用意している。そのほか、ノースサファリサッポロ1日園長体験や、スペシャルメンバーカードの発行、動物園貸し切りコースなどのユニークな品々が並ぶ。

ライオンたちが爪や牙でひっかいたダメージジーンズも

   ノースサファリサッポロ公式ツイッターアカウントは、サルが返礼品の準備を薄める様子を公開。

「ノースサファリのクラウドファンディングの返礼品の練習中。笑
色々すごすぎてもはやこれは天才」

と、サル画伯が自由に塗り絵を行う動画を掲載した。

   ツイッター上ではユーザーからも

「ノースサファリサッポロのクラウドファンディングのリターン、ワイルドすぎて心が踊ったわ」

とクラウドファンディングを紹介する投稿も。こちらでは、ライオンたちが爪や牙でひっかいたダメージジーンズを紹介していた。

   4日13時現在、クラウドファンディングの支援者は711人、支援額は約684万円。支援は現在も増え続けており、6月いっぱい受け付けている。また動物園は、6月1日から消毒・マスク・検温などを徹底して営業を再開している。

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