「不安がないといえばウソになる」
プロ野球が練習試合を解禁した6月2日に東京都が「東京アラート」を初めて発動。ウイルスの感染者は4月中旬をピークに減少傾向にあるものの、ウイルス感染が再び拡大する「第2波」が懸念される。このような状況のなか、東京に本拠を置く巨人から2選手がウイルスに感染していたことが判明したことで、球界関係者から不安の声が上がっている。
在京の球団関係者は「あれだけ厳しく選手を管理していた巨人でウイルス感染者が出たことはショックです。セ・リーグは関東を中心に開幕から試合が続くので、不安がないといえばウソになる。東京もこのような状況ですから。これから他のチームで感染者が出た場合、開幕できるのか。不安ですね」と語った。