「時間があるので、僕でよかったらやらせてください」
手越さんのプロジェクト支援理由について、担当者は、
「手越さん自身もひとり親で育った経験があって、コロナの大変な状況が理解でき、また自分の影響力もわかっていた。その上で『僕が行くことによって子供が元気になってくれるんだったら、それを手伝わせてほしい』と打診された」
と語る。
担当者は手越さんがプロジェクトに関わることについて「いろんな側面がある」としつつも、「彼が純粋な気持ちで元気付けたい、応援したいと言ってくれたので、やってもらうことにしました」と、自転車での配達を頼んだという。
メッセージ入りの「手越弁当」を受け取ったユーザーから感謝の声が相次いでいることについて、担当者は「彼が配達してくれることで、多くの人がこのプロジェクトを知ってもらえる。手越さんは僕らには与えられない力を持っている。手越さんのメッセージで喜んでもらえる家庭があるのであれば、それは本当に嬉しいですね」と語る。
「手越弁当」は今後も各家庭に届けられる予定だ。また、手越さん自身も「配達員」として再び自転車でお弁当を届ける予定だという。担当者は、
「『時間があるので、僕でよかったらやらせてください』と言ってくれた。僕らとしては、彼が与える影響力はすごいと思っています。今後も入れるタイミングで、彼には配達してもらおうと思っています」
と語った。