視聴者の声もまた「副音声」なのか?
これら、話題が尽きない副音声付き再放送だが、ドラマをめぐっては4月18日の放送開始時から、出演者のオーバーリアクションなどに対し、「ツッコミどころが大渋滞」といった視聴者からの「ツッコミ」がネット上を席巻。
このため、同ドラマに対しては「ツッコミながら見るべし」といったテーマの論評記事が散見されるなどしたが、これらの動きを見た上でふと考えてみると、同ドラマに対して上がるネット上の声もまた、古市さんと伊集院さんのものと同様に「ドラマの副音声」なのではないだろうか。
そう考えると、「M 愛すべき人がいて」は、ドラマという「作品」に対して視聴者が思い思いの「副音声」を付けることで作品の面白さがさらに増幅されるという、新しい楽しみ方が出来るドラマということになるのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)