ゲームメーカーのスクウェア・エニックス(東京都)は、スマートフォン向けゲームアプリ「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」のサービスを2020年7月31日で終了すると発表した。
公式サイトの中で「お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至った」ことがサービス終了の理由と説明している。
PC版「モンパレ」は19年にサービス終了
「ドラゴンクエスト どこでもモンスターパレード」は人気ゲーム「ドラゴンクエスト」シリーズに登場するモンスターたちとパレード(隊列)を組んで冒険するゲーム。PCブラウザ向けゲーム「ドラゴンクエスト モンスターパレード」(2013年サービス開始)のスマートフォン版として2015年に配信が始まった。なお、PCブラウザ向けの「モンスターパレード」は2019年にサービスを終了している。
スクウェア・エニックスは6月1日に「どこでもモンスターパレード」の公式サイトの中で、
「より良いサービスを提供できるよう日々尽力して参りましたが、今後お客様にご満足いただけるサービスの提供が困難であるという結論に至りました」
とサービス終了の理由を伝えた。
サービス終了の決定を受け、作品をプロデュースしたスクウェア・エニックスの安次嶺佑太さんは「どこでもモンスターパレード」公式サイトで、
「どこパレスタートより5年、ブラウザ版より7年、シリーズを通して皆様と触れ合えた事に心より感謝しております。開発・運営チームとしては約10年、我が子のようなタイトルです。皆様のご期待に応えられない形となり大変心苦しく、重ねてのお詫びと、応援への心よりの感謝の気持ちをお伝えさせていただければと思います」
とコメントしている。
サービス終了の発表を受け、ツイッター上では、
「ログインするゲームが減ってしもうた...」
「終わらないでくれ 今まで遊んだスマホゲームの中で1番楽しかったんだ」
と悲しみの声が広がっている。