委員の1人は「公開して発言に責任を持った方がいい」
このことについて、マコさんは、「箇条書きの議事概要では議論は全く見えてこない」として、「政策に寄与する議論がどのようなものだったか、検証が必要なのだ。『非公開でないと率直な議論ができない』のなら、政策に寄与すべきでない」とブログで批判している。
2回目以外の速記録も情報公開請求をしており、内閣官房からは、新型コロナ対応の多忙による特例で遅れるものの、7月21日までに可能な部分を、9月30日にすべてを開示決定すると連絡があった。
マコさんは、専門会議が5月14日に行った記者会見にスカイプで参加している。そこで、委員が発言の公開を望んでいないのかと質問すると、委員の1人、岡部信彦川崎市健康安全研究所所長は、「私たちも誰がどういう発言をしたかっていうの責任を持った方がいいので、できればそういう風な方がありがたい」と答えた。一方、厚労省の担当者は、「1人1人どういったご発言をされたかを特定することに、それほど意味があるとは思っておりません」と説明していた。