「一定の時点までは1番手だった」
16年に宇都宮氏や古賀氏ではなく、鳥越氏を野党統一候補として擁立したことの是非については
「鳥越さんはいい候補者だったし、現実に一定の時点までは1番手だった。しかし、過去のことについての、それまで取り上げられなかったようなことが、いきなり週刊誌に取り上げられて、それが非常に影響になった。非常に残念だと思っています」
などと話し、候補者選定のあり方よりも、週刊誌報道の方が問題として大きかったとの見方を示した。
鳥越氏をめぐっては、都知事選期間中に週刊文春と週刊新潮が過去の女性スキャンダルについて報道。鳥越氏は、虚偽の記事を掲載されて公正な選挙を妨害されたとして、名誉毀損(きそん)と公職選挙法違反(虚偽事項の公表)の疑いで刑事告訴したが、東京地検は不起訴処分にしている。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)