犯人や「故人の息子」勝手に自称 「不謹慎系ユーチューバー」が増え続ける理由

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「思春期の子供たちの感情をいかに揺さぶるか」

   「ユーチューブを見ていて素人同然の方々がやっているのを見て、自分でも簡単にできると感じました」――。メールでの取材に応じた投稿者Bさんは、不謹慎系のジャンルは参入障壁の低さが魅力だったという。

   直近の月間収益は3万8000円で、動画は「小学生がなりたい職業にユーチューバーが入るくらいですから、思春期の子供たちの感情をいかに揺さぶるか」を意識して作っている。

   やりがいは「反響があることと、それが収益として返ってくることですね。テレビの芸能人になる気分ですね。何がバズって(話題になって)ユーチューブドリームを掴むかわからないとこですかね」と明かす。

   これまで最も再生された動画は、新型コロナウイルスで4月に急逝した女優の岡江久美子さんの息子を名乗った動画(現在は自身の判断で非公開)で、43万回再生を記録したという。罪悪感は覚えたものの、今後も不謹慎系動画を投稿していくとする。

   なお、2人が口をそろえて目標と語った不謹慎系ユーチューバーにも取材を申し込んだが、「今回はお断りさせて頂きます」との返事だった。

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