Kダブシャイン「日本の『日本語ラップ』ファン、関係者の85%は...」 ツイッターで持論

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   ラッパーのKダブシャインさんが2020年5月26日にツイッターを更新し、ヒップホップファンや関係者について持論を語った。

  • 画像はKダブシャインさんのツイッターから
    画像はKダブシャインさんのツイッターから
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「いくら好きでも、理解してるかどうかは別問題だ」

   Kダブさんは以前に、日本社会における新たな「教育」の提案について、ヒップホップ論を交えながら語っていた。これについて、あるユーザーが25日にツイートした。「教育はいいとして、ヒップホップは最近良くないイメージ(特に危険薬物のイメージ)が多い」ため、「今はSTOP」した方がよいという旨の投稿だ。

   これに対しKダブさんは26日、

「残念ながら、日本の『日本語ラップ』ファン、関係者の85%はヒップホップを理解してない。理解しようともしてないかもしれない。『好き』になることと『理解』することの違いを知ってもらいたい。いくら好きでも、理解してるかどうかは別問題だ。ラップが好きなら、ヒップホップをよく理解して欲しい」

と引用リツイートで反応した。

   そして、これに賛同したユーザーへの引用リツイートで、

「受験勉強と同じだけど『情報』と『知識』が勘違いされている。名前や地名、年号を覚えても、登場人物の背景や感情までは気にならない。新曲をやたら紹介はするけど、クラシックアルバムの内容すら語れない。それなのに、知った口をたたく現象が自称ヒップホップ専門家に多く、この機会に絶滅してほしい」

と続けた。ヒップホップで用いられる「クラシック」とは、一般的にヒップホップの名盤や名曲を意味する。

   そのほか、Kダブさんの姿勢を「自分が自分であることを誇り、社会に問題提起し、弱者を励まし、体制に決して迎合しない姿勢」と評したユーザーには

「オレはね、90年代当時に来日したリアルヒップホッパーのDJ、MCたちから『日本のヒップホップを頼むぞ』という使命を与えられたんだよ」

と、自身の「使命」を語っている。

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