同人作家やコスプレイヤーも対象 台湾の補助金システムに注目集まる

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現職議員にコスプレイヤーもいる台湾

   これらは会社員やアルバイトなどに従事し、副業として同人・コスプレ活動を行っている者は対象外となっており、あくまでも専業の同人作家またはコスプレイヤーとして生計を立てている人々のための支援であることが明記されている。とはいえ、この他にも数々の補助金を手厚く用意しているため現状「全く補償がされていない」というケースは少数だろう。

   コスプレイヤーとしても活躍している立法議員(日本でいう国会議員)頼品妤氏をはじめ、「台湾動漫祭」に蔡総統が来場したほか、行政院長・蘇貞昌氏の公式フェイスブックでは人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」画像が登場するなど、漫画、アニメ、ゲーム産業に明るいイメージのある台湾。5月20日に就任式典を行った蔡総統は「どの産業も決して見捨てない」と宣言したが、その範囲は同人・コスプレ活動にもわたるようだ。

(フリーライター 室園亜子)

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