「リスクについて正確に理解をして頂きたい」
ことでんなど全国の鉄道事業者はすでに、窓開けや入庫時の消毒を積極的に行い、乗客には咳エチケットの実行を呼び掛けている。当該のツイートの意図を、あらためてことでんにメールを通じて取材した。ことでんの担当者は乗客らの不安に対し、
「電車、バスなどの公共交通は3密という言い方が安易に使われていますし、当社へも『ことでんが、3密だ』というご意見をよくいただきます。『3密』は文字通り『3つの密』(密閉、密集、密接)のことを示していて、その3つが重なった場合に、クラスター発生のリスクが高いとされています。
ことでんについては、窓を開けるなど換気を徹底しており、乗客のみなさんが会話を控えて頂ければ、3つの密が重なった状態ではありません。リスクについて正確に理解をして頂きたいという意図で、あらためて3つの密についてことちゃんが説明をしました」
という意図を説明する。新型コロナ対策として、「当社については、引き続き換気、消毒、職員の衛生管理や、お客様へのマナーの呼びかけ等、引き続きリスク管理を徹底して参ります」とも答えた。