「添え物」になることを厭わない!?
ただ、松浦会長は所属芸能人のためには、時に、本当に「添え物」になることを厭わない人物であることも事実。
1996年にエイベックスから発売された相川七瀬さんの5thシングル「恋心」のミュージックビデオには、強盗役の相川さんに銃殺されるコンビニ店員役として松浦会長(当時は専務)が一瞬ながら出演。相川さんに銃撃されてハチの巣にされる様子が収録されているが、その姿はまさにエキストラとしての役割を存分に果たしていると言えるのだ。そう考えると、SNSの投稿の際に松浦会長は、自身の写り方が「エキストラ」的なものになってしまっていても、それを厭わない可能性は十分にある。
また、最近の松浦会長の動きを見てみると、今後、本人がさらに所属芸能人との2ショットをSNSに投稿していくこともあり得るのではないだろうか。というのは、5月14日に発表されたエイベックスの役員人事で、松浦会長が6月26日に予定されている同社の株主総会で代表取締役会長には留まるものの、CEO職を返上することが公表されたのだ。理由については松浦会長が音楽制作に専念するためとされており、そうなれば、今後、松浦会長と所属芸能人との距離はより縮まることになるであろう。
そう考えると、松浦会長は今後、CEO職返上と同時に同社の象徴的な存在として制作活動に専念しつつ、原点回帰の証として所属芸能人との2ショットをさらにSNSに投稿していく可能性は、決して否定できないのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)