フリーの鷲見玲奈アナウンサー(30)が2020年5月20日に放送された「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)に電話出演したが、そこでの発言が視聴者の間で話題だ。
鷲見アナといえば、2019年12月に社内不倫疑惑を「週刊文春」に報道され、その後、2020年3月に勤務先のテレビ東京を退社。今回の出演はテレ東以外では初の仕事ということもあってか、司会の指原莉乃さん(27)からは退社についての忌憚のない質問が放たれた。
「オブラートに包んで聞きますけど、不倫してたんですか?」
番組冒頭、「緊急企画! 本音電話センター」と銘打たれたコーナーが始まると、2番目の登壇者として、「元テレビ東京アナウンサーの鷲見玲奈と申します」と、鷲見アナの声が流れた。鷲見アナは近況について、新型コロナウイルスの流行によって仕事がない状態だとしつつ、「何でも聞いてください」と、NGはないことを強調。すると、指原さんは「オブラートに包んで聞きますけど、不倫してたんですか?」と、いきなり核心を突く質問を行った。
これに対し、鷲見アナは「円満退社で不倫もしてないです」と、疑惑をキッパリと否定。また、退社理由については、「30歳という節目というのもあったので、そもそも、何となくは考えていたんですけども、まあ、恐らく週刊誌のゴタゴタがなければ、決断できずにズルズル会社にいたかなとは思います」と語った。
指原さんからの単刀直入すぎる質問に明確に回答するなど、宣言通りNGなしのトーク回しを見せた鷲見さん。このため、放送を見た視聴者からは「これ言えるのはすごいよ」といった驚きの声がネット上に上がったほか、ファンからは「良かった。嬉しかった。今後も変わらず、うちらは応援しまくる!」との絶賛の声も上がった。ただ、これに交じって「全否定したからもうネタが無くなったね」との指摘も出ている。
「セントフォースのアナウンサーが体張ってるところ見たいかな」
というのも、文春報道以来の鷲見アナのネットニュースでの取り上げられ方というと、「マスク姿をインスタグラムに投稿した」「すっぴんの眼鏡姿をインスタグラムで公開した」といった、本業とは直接関係ない形で取り上げられることばかり。前述のように新型コロナウイルスの流行によって仕事がないとはいえ、アナウンサーらしさが感じられない情報が「蔓延」している状況だ。
ただ、その「状況の寒さ」は、本人が一番分かっているようだ。というのも、番組出演中に鷲見アナは、「ヒルナンデス!に出たい」「イッテQ!のパンスト相撲がやりたい」とも語っており、アナウンサーという固定観念にとらわれずに今までできないことに挑戦していきたいと意気込んでいた。
なお、これらの発言を聞いた視聴者からは、「体張るのはいいね」といった好感触が続々とツイッター上を中心に上がっているほか、中には、「セントフォースのアナウンサーが体張ってるところ見たいかな」と、鷲見アナが現在所属している芸能事務所「セント・フォース」の名前を挙げつつ期待する声も上がっている。
というのも、同事務所は「美女アナ軍団」とあだ名されることもある芸能事務所であり、そこに所属する女子アナが「バラエティー番組で体を張る」などという光景は想像しにくいこと。仮に鷲見アナが体を張れば事務所内で余人をもって代えがたい人材になることは想像に難くない。新型コロナウイルスの終息後には、鷲見アナが「粉まみれ」「落水」といった「荒事」に果敢に挑む姿が視聴者を楽しませているかもしれない。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)