自治体、相次ぐTikTok活用 神戸市はコラボで「#こうべ癒し学び隊」始める

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   ショートムービーアプリ「TikTok」を開発運営するBytedance(東京都新宿区)は2020年5月20日、神戸市と「神戸の魅力発信・地域経済等活性化・新型コロナウイルス感染症対策等に係る事業連携協定」を締結したと発表した。

  • 「#こうべ癒し学び隊」特設サイトより
    「#こうべ癒し学び隊」特設サイトより
  • 「#こうべ癒し学び隊」特設サイトより

東京都、大阪府、広島県なども

   新型コロナウイルス感染症拡大をうけて、多くの自治体が若年層を含む幅広い世代に情報を発信するため、「TikTok」を用いるようになった。2月には東京都、4月には大阪府、5月には広島県が「TikTok」上に公式アカウントを開設し、新型コロナウイルス感染症に関する情報をはじめとする県政情報を発信している。

   神戸市は、ショートムービー配信アプリ「TikTok」と事業連携協定を締結した。活動を自粛するアーティストやクリエイターの支援や、自宅で過ごすことが増えた子供たちが充実した時間を過ごせることを目的としている。そのうえで、「#こうべ癒し学び隊」キャンペーンを実施すると発表した。

   このキャンペーンでは、「癒し」または「学び」をテーマとする動画を募集し、神戸市・TikTokによる共同審査で選ばれた上位100コンテンツの制作者に、グッズなどのプレゼントを行う。キャンペーンには、「#こうべ癒し学び隊」のハッシュタグを付けて「癒し」または「学び」をテーマとする動画を投稿することで、参加することができる。

   Bytedanceと神戸市は発表内で、

「本キャンペーンを通して、『市民が在宅しながら癒しと学びを体験できるコンテンツの提供』、『若年層を中心とした市民やクリエイターの活動の機会や発表の場の創出』を進めます。
今後も、TikTokは神戸市との連携により、若者を中心に神戸の魅力や情報を届け、地域経済活性化などにつなげる取組みを進めてまいります」

と趣旨を述べた。

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