安住氏「支離滅裂」「非常識」「恥ずかしい話」
この発言に対する立憲と国民の反応は対照的だった。立憲・安住氏は5月20日朝、自民党の森山裕国対委員長との会談後のぶら下がり取材で、発言への怒りを隠さなかった。
「自分たちで(法案)出しといて、今になって継続となったら、その法案そのものが問題だって、そんな支離滅裂なことを言う人が...。今まで私が経験した中では自民党の幹部にそんな非常識な人いなかったな...?恥ずかしい話ではないの?」
「コロナのときにこんなに衆議院でエネルギーを費やして、国民世論を巻き込んでやっているのに、今になって『この法案で65歳の定年おかしい』なんて、自民党の責任者がそんなことを言い出したら、与党を辞めた方がいいですよ。統治する力がないということだから」
一方、国民・玉木氏は5月20日午後の定例会見で、
「私は世耕さんがおっしゃったとおりだと思いますよ。であれば、自民党は自分で提出した閣法に欠陥があるということですから、取り下げていただきたい」
と述べた。