「命あってのスポーツだし高校野球がすべてじゃない」 甲子園開催署名に元プロ選手が持論

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「インターハイ出来なくなって我慢してる人達も...」

   この署名活動には、元プロ野球選手の友永翔太さんも異を唱えている。友永さんは社会人野球の強豪・日本通運から2014年ドラフト3位で中日ドラゴンズへ入団。ルーキーイヤーから背番号1を背負い活躍が期待されたが、2019年に戦力外通告を受け引退した。引退後は自身のツイッターで「ウーバーイーツ」配達員として働く姿を伝えていた。高校野球の強豪として知られる東海大相模高校(神奈川県)の出身だが、在籍時の甲子園出場経験はない。

   友永さんは19日にツイッターで、甲子園開催を求める署名について「気持ちはすごくわかる」とした上で、

「身近で観ていて元気だった人達もなくなっている今、その死を無駄にして安易に開催をしたいって気持ちだけの行動だったら少し違うかな」

   とコメント。

   また「命あってのスポーツだし高校野球がすべてじゃない」と持論を示すと、「インターハイ出来なくなって我慢してる人達も大勢いる事を忘れちゃいけない」と高校野球に対する「特別扱い」に懐疑的な見方を示した。

   夏の甲子園の開催可否について、高野連は20日18時から会見を行うと報じられている。

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