2020年5月18日に放送された「クイズプレゼンバラエティー Qさま!!」の3時間スペシャルが視聴者の間で話題だ。
新型コロナウイルスの流行が続く中、この日は「15年分の超貴重映像 ベスト47 一挙放出」と銘打ち、16年の歴史を誇る同番組の名場面集を放送。冒頭には産休に入るまでMCを「さまぁ~ず」と務めていた優香さん(39)の過去映像が映って視聴者が沸き立つなどしたが(なお、優香さんは番組中には電話出演で出産を報告)、視聴者のさらなる注目を集めたのが、「懐かしのグラビアアイドル」たちの姿だった。
「テレビで根本はるみ出てたね」
番組序盤、2005年に放送された「ニセ温泉はどれでしょう?」のVTRが始まると、「アンタッチャブル」の山崎弘也さん(44)と柴田英嗣さん(44)と一緒に映っていたのは根本はるみさん。同企画はタイトルの通り偽の温泉を当てるもので、複数紹介される温泉の内、1つは冷水という偽の温泉を当てるものだ。普段は普通に営業している旅館の温泉を貸し切って浴場を冷水で満たし、そこに山崎さんと根本さんが「入浴」して他の温泉と同じように振る舞い、どの温泉が偽物かを番組解答者に当てさせるクイズだ。
同企画は複数回行われているが、18日の放送で紹介されたのは、その中でも特に過酷な雪に囲まれた冬場の露天温泉。山崎さんと共に「入浴」する根本さんの姿が映るや、視聴者からはツイッター上を中心に、「アーカイブだけど、テレビで根本はるみ出てたね」といった声が続々。「よくあんな冷水に...」と、根本さんと山崎さんの健闘ぶりを称える声も見られた。
なお、根本さんは2010年に一般男性との結婚を発表した後は表舞台から姿を消している。
根本さんの姿に大きな注目が集まった同番組だが、中盤にも「懐かしのグラビアアイドル」が登場した。2004年に放送された「『勝つな!』と言われたアイドルたち...どうなる? 水泳対決」と題された企画に姿を見せたのは下村真理さん、現在はヨガインストラクターの相楽のり子さん(40)、2011年に競馬の三浦皇成騎手(30)と結婚したほしのあきさん(43)。3人は偽番組の水泳大会に出場するが、各マネージャーからは「ちょっと事情があって」などと、不明朗な理由で1位にならないようにとの指示が出ており、勝つことを禁じられた3人がどのような反応を見せるかという企画だった。なお、下村さんは2010年頃に表舞台から姿を消している。
水泳大会で飛び出した「凄まじいまでの敗退行為」
結果、3人は指示通り1位にならないよう、「牛歩」とでも言うべき平泳ぎでプールの中をノロノロと遊泳。残り1メートル付近でなぜか3人とも「停止」してしまうなど凄まじいまでの敗退行為が繰り広げられたため無効試合が続き、ロケはテイク3を迎えても終わらず。しかし、テイク4ではしびれを切らしたほしのさんが本気の泳ぎを見せてロケは終了。そして、ネタバラシとなったのだった。なお、ネタバラシが行われた楽屋でほしのさんは「もういいやと思って」「終わんないからなと思って」と、本気を出した理由を語ったのだった。
また、次に放送された同企画のクイズ番組バージョン(2004年放送)では、和希沙也さん(現・倉本清子さん=36)、2019年に芸能活動を再開した佐藤寛子さん(35)、2020年2月23日に第2子を出産した安田美沙子さん(38)が珍解答を連発した。
さらに、その次の放送された同企画の50メートルハードル走バージョン(2004年放送)では、2007年に芸能活動を休止した大城美和さん、2017年に所属事務所の公式サイトから名前が消えた夏川純さん、2009年に「アイドル墜落日記」を出版した小明(あかり)さん(35)が、「スターターピストルが鳴っても走り出さない」「靴が脱げる」「倒したハードルを直す」といったグダグダな展開で視聴者を沸かせた。
これら、懐かしのグラビアアイドルが映るたび、同番組に対しては「昨日のQさまに出てた根本はるみ 下村真理 相楽のり子 ほしのあきが頭から離れない! 最高すぎた!!」といった声が続々と上がっており、その懐かしさに満足した視聴者は多かったようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)