ラジオ番組「菅田将暉のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)の2020年5月18日深夜の放送後、ツイッターでハッシュタグ「#菅田将暉を許すな」がトレンド上位入りし、話題となった。
19日、流れを知らないユーザーからは「菅田将暉って何かしたの?」「やらかした?」「何があったんですか」と、炎上のようなものかと考え心配する声が多くみられた。
ラジオである小説に触れたところ...
発端は11日の放送。菅田さんは自分が「ゼウス」(ギリシャ神話の神)の子孫だったら、という想像上の設定を話し、「今後は僕のことをゼウスの末裔(まつえい)だと思って接してください」と冗談を飛ばした。その後、リスナーのメールを読み上げる中で、「ゼウス」が登場する小説・映画シリーズ「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」という作品について触れる場面があった。
そして18日の放送、とあるリスナーからのメールを読み上げた。なんと「パーシー・ジャクソン」シリーズは動画配信サービス「Disney+(ディズニー・プラス)」でのドラマ化決定が15日に発表されており、リスナーは
「パーシー・ジャクソンを、こんなタイミングで発信をし、こんなタイミングでドラマ化になるはずがない。そう、全ては知っててやったこと。これは菅田将暉による巧妙なステルスマーケティングです」
「再びこのハッシュタグを使う時がきたようだ。いけ、ハッシュタグ『#菅田将暉を許すな』」
と他のリスナーに呼びかけた。菅田さんも「タイミング良すぎないすか」とこの偶然に驚いたが、放送後、明け方から「#菅田将暉ANN」に続き、呼びかけ通り「#菅田将暉を許すな」がトレンド入りを果たした。
「イケメンすぎるし好きすぎるから絶対許さない」
ジョークとして呼びかけられたこのハッシュタグだが、「イケメンすぎるし好きすぎるから絶対許さない」「まぁあんな完璧な人は許せない」と、それぞれの「許せない」がファンから寄せられ、次々と菅田さんの写真が投稿された。
また、この「許すな」のフレーズが、菅田さんが出演していた「仮面ライダーW」(テレビ朝日系・09年放送)で有名な決め台詞「さぁ、お前の罪を数えろ」に似ていることから、同作品の画像を投稿して振り返る人も多い。
このハッシュタグは19年6月24日の放送でも話題になった。ドラマなどの撮影での「雨のシーン」というのは自然な雨ではなく人力で降らせるもの、と菅田さんが語ったところ、リスナーからのメールで「ドラマの雨ってやらせだったんですか!?やらせとか本当によくないと思います!」として「#菅田将暉を許すな」が呼びかけられた。この時にもタグを付けたツイートが100件以上行われた。