「雑な対応をされると傷つく」
発表によれば、今回の調査で「電話恐怖症」の基準を満たした人たちは、とくに固定電話に強いストレスを感じている傾向が出たという。
「固定電話にかけるときに緊張する」という質問に当てはまると答えた割合は、「電話恐怖症」の人では約6割だが、それ以外の層は1割以下。全体の回答平均は29.3%なので、それと比べても「電話恐怖症」層の固定電話に対する苦手意識が強いことが分かる。
また、飲食店などの予約連絡に関する質問でも、「電話恐怖症」とそれ以外の人の回答傾向に差が出ている。
「お店の予約は電話よりインターネット」と答えたのは、「電話恐怖症」の人では約8割、それ以外の層では約2割(全体平均は45.0%)。なぜ電話ではなくネット予約を利用するかについては、「雑な対応をされると傷つく」といった声が出たという。
このように、電話に苦手意識を抱く人の傾向を伝えた調査結果について、ツイッターやネット掲示板には、
「ほとんどの要件はメールで済むのにね」
「メールにしてほしいわ 急いでるならメールをした後に電話で『急いでる』ってことだけ伝えてくれ」
「知らない番号から電話が来てもとりあえず出るけど、今どきは出ないのが普通なんだってね ちょっとびっくりした」
といった反応が出ている。