いかに作業環境を確保するか
テレワークでは、通信環境だけでなく、作業環境も重要だ。人間工学に基づいたパソコンラックや、立派なチェアを買う資金もなく、家の「ありもの」で工夫するしかない。棚を横倒しにした簡易デスクを置き、クッションにちょこんと座って執筆している。
少しでも快適さを補おうと、買っただけで満足していた高級キーボードを引っ張り出した。1か月ほど使って、ようやくキー配置にも慣れ、「打鍵感」なるものを味わう余裕も出てきた。
目下最大の敵は、持病のストレートネックだ。通称「スマホ首」とも呼ばれる、デスクワーカーの職業病のようなモノ。いつもなら整形外科に行くが、このご時世だと難しい。市販の塗り薬で、だましだまし生活しているが、いつまで持つのだろうか。
本格的なテレワークを始めるとなれば、デスクやチェアも買いそろえて、肉体的負担の少ない環境を整える必要がある。ディスプレイも用意したくなるし、オフィス同様にするには、それ相応の投資が必要だ。しかし、いろいろと買い込んだ途端に、勤務先から「明日から毎日通勤してね(ハートマーク)」と言われたら......と尻込みしている人もいるはず。長期戦に持ち込むには、こうした出費へのサポートも必要になってきそうだ。
(J-CASTニュース編集部 城戸譲)